KEYSI(ケイシ)とは

KEYSIの特徴

1980年、スペイン人のフスト=ディエゲス氏によって開発されたマーシャルアーツ。「1対1ではなく対複数人」「道場ではなくストリートでの戦い」を基本想定としているのが特徴です。

多くの護身術がそうであるように、KEYSIには「これさえ習えば強くなれる」「いかなる状況でも絶対に身を守れるようになる」という魔法のテクニックはありません。


KEYSIは一貫して「人間の弱さ」と向き合います。


映画のヒーローのように戦うことがいかに困難か。

人はどれほど容易く冷静さを失ってしまうのか。

「護身術を習っている」という過信が招く新たな危険。


これらの事実と向き合い、“現実”を生き抜くための様々な術を磨いていきます。

KEYSIが目指す力

テクニックとしての様々な技はもちろん、まずは下記のような力を養うことが重要になります。


◆危険と遭遇しないための注意力

多くの護身術と同様、最も基本となる力です。危険に対する意識を高め、自ら危険に近づかないようにする意識。「護身術を習ったからどんな奴でも倒せる」と思う心の隙をKEYSIでは「エゴ」と呼び、人間が持つ最も弱い部分の一つとしています。


◆危険に直面してもパニックにならない精神

パニックや緊張は、身体や脳のパフォーマンスを低下させる最悪の敵です。自分のパフォーマンスを限りなく100%に近いかたちで発揮できるよう、いかなる時も冷静さを失わない心を養います。


◆自分の状態と周囲の状況を見極める観察力

KEYSIが戦いの場として想定しているのは「ストリート(=路上)」です。道場やリングの上ではありません。周囲に何があるのか、エリアは広いのか狭いのか、相手の特徴、自分の服装や持ち物etc………ストリートには無限の要素があります。自分が置かれた状況の中で最善な対処法を選ぶためには、冷静な状況把握が欠かせません。


KEYSIは心・技・体・感覚・知恵の観点から、“現実”を生き抜くための様々な術を磨いていきます。

KEYSIの名称について

日本では多くの方が“Keysi Fighting Method(キーシ・ファイティング・メソッド)”、または“KFM”という名前で認識されていると思いますが、これは2012年までの名称になります。そのため『バットマン・ビギンズ』や『アウトロー』などの映画のメイキング内ではこの名前で登場しています。字幕では「キーシ」と英語の発音で表記されていますが、我々は本国スペインの発音に倣い、「キーシ」ではなく「ケイシ」と発音しています。

また、2013年からは“KEYSI by JUSTO DIEGUEZ”が正式名称となったため、我々は“Keysi Fighting Method”や“KFM”ではなく、“KEYSI(ケイシ)”と呼称しています。